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ユメギワのラストボーイ
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ポエトリーリーディングが割と好きだ。

これがそもそも音楽のジャンルなのか、

hiphopの一部なのかもよくわからないし、

そんなことには興味もないが、好きだ。


あるぱちかぶと『完璧な一日』

この曲の一生の描写はすごいと思う。

他にも、狐火から二曲。


狐火『27歳のリアル』

23歳くらいからあっという間らしい。

胸が痛いリリックだぜ。



狐火『マイハツルア』

おばあちゃん子なら泣ける。

最初の留守電だけで泣ける。


歌詞にしろ小説にしろブログにしろ、文章表現に高尚も衆愚も無いと思う。

ポップソングで何のひねりもなくストレートに表現するにしろ、

純文学で比喩をこねくりまわして表現するにしろ、

人の心を震わせることに差は無いと思う。

会いたくて会いたくて震える人も、その曲を聴いて震える人もいるし。

ただ、音楽にしろ小説にしろ、みんながイイと言ってるから自分もイイと思ってみたり、

みんなが知らない曲を聴く自分がかっこいいとか、

例えばだけど、村上春樹好きって言ってる私文学にも精通していておしゃれでかわいいとかって、

好きって言ってる自分が好きってのもあると思う。

かく言う僕も、一人コーヒー飲みながらジョージ・オーウェルやオースターを読む自分がちょっと好きだ。

話がそれた。


上の狐火の曲のテーマとかぶるが、この曲も好きだ。


ミドリカワ書房『恍惚の人』

認知症というテーマを、本人目線で描くってのは、そうそう出来るものではないと思う。

ミドリカワ書房は『OH!Gメン』なんかのイメージが強くてネタ扱いされることも多いが、

万引き、性同一性障害、ひき逃げ、殺人、妊娠中絶、いじめ、カルト宗教、死刑、etc...

と、実際発禁になるくらいのテーマを、鋭い視点で切り取って表現している。

あえてそうしてるんだろうが、曲がポップなんでそうは見えないけども。

あと、曲内の登場人物がリンクしてるのも中々面白い。


まぁそういう訳で、僕は自分で音楽に関しては雑食(恋愛は草食)だと思ってるし、

どんなアーティストが売れようが、最近の音楽シーンがどうだとかって、

偉そうな意見も文句も言うつもりはないが、

会えなくて震えてばっかりいないで、もっと幅広い表現があるってのも知ってほしい訳です。

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「この指とまれ!」 叫ぶ掛け声

校庭へ駆け ボール追っかけ

走って帰って 見ていたアニメ

好き嫌いって 自分の勝手で

そんな小学生 も中学生になって

右へならえで 聴くGreen Day

意識する異性 流行るもの否定

他人と比べて 無理に自分偽って

あえて違い作って ワタシはみんなと違うって

「今思えば中二病だよね」って 笑って 語って

「あの頃から変わり者で」って 未だに自慢げ

大学生になって 大人になったはずで

それでも変わらねー 人為的な個性 を人に押しつけ

自己表現が容易になって 芸術家を気取って

くだらねー呟きで 価値観バラ撒いて

綺麗ごと語って 足りねー具体性

「ワタシはワタシ」で それが決め台詞で

他人の言葉で 世の中否定

自分を繕って 自分を誇張して

不特定多数なんて ぜってーなりたくないって

匿名の中で オンラインで叫んで

ワタシの知識って こんなにスゴイって

ネットでアピって 自分を押し売って

趣味や特技さえ 自己顕示の手段で

個性出してー って社会を否定

何が言いたいかって こんなブログでって

ソーシャル・メディアって 難しいよねって

個性個性叫ぶ人って その個性があやしいよねって

書いてる途中で 飽きましたって

いうことで

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その日あったことを思いのままに書いて思い出にするのが日記、

その日あったことを体裁整えて読者に伝えるのが新聞、

その日あったことを面白可笑しく書いて馴れ合うのがmixi、

ふと思ったことをくだらないまま140字で呟いて馴れ合うのがtwitter、

ふと思ったことをくだらないまま書いて自己満足するのがblog、

ふと思ったことをくだらないまま言葉にするのがコメンテーター、

日々思うことを体裁整えて書いてお金儲けするのがエッセイ、

自分の意見を世の中の事件とこじつけるのが新聞社説、

女子の意見をランキングにして「あなたはどう?」で締めるのがwebニュース、

セックスに関する意見をランキングにしてライターの自虐ネタで締めるのがR25、

セックスに思い悩む男子が「やれやれ」と反吐を吐くのが村上春樹、

難しいことを難しいまま書くのが論文、

難しいことを分かりやすく説明するのが池上彰、

ちょっとしたことを難しく長々と説明するのが評論家、

ちょっとしたことを難しく長々と書くのが卒業論文、

書けずに土下座するのも卒業論文。

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吐く息白くマフラーまく 北風吹く中揺れる窓枠 

ガッコの図書館卒論書く

作っただけの文献目録 小脇に重ねる小難しいBook

まったく進まん一言一句 

気分転換聴く音楽 クリックひとつでJeff Beck

中学時代の憧れRock 気づけば大学 生活堕落

「オトナはファック」の文句も耄碌

あの頃の未来に僕らは立っている皮肉

一刻一刻きざむクロック 時間の流れは至極残酷

空き缶キックの感覚遠く 子どものボクはしくしく泣く

下がる瞼はだんだん重く 

夢の中でふと休息

崖から転落 一人でビクっ

ようやく目覚めてノートを開く

意味なくケータイmixiチェック 普段は書かないコメント書く

気づくと空腹 ノートは空白 

苦肉の策で 結局帰宅

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2010年のF1が終わった。

ワールドチャンピオンとなったのは、レッドブルレーシングの23歳、セバスチャン・ベッテル。

アブダビGPを前にしてランキング3位だった、ドイツの若き天才だ。

トロ・ロッソでデビューして以来、天才の片鱗を見せつけながら、

不用意なミスで涙したり、マシンのトラブルですねてみたり、

テレビの前で平気で放送禁止用語を言ってしまったりと、経験を積んできた。

そして、ヤス・マリーナで史上最年少チャンピオン。

間違いなく、今後も偉大なドライバーとして活躍していくだろう。

彼と戦うのは一つ上の世代のアロンソ、

同年代のハミルトン、ニコ・ロズベルグ、エイドリアン・スーティルだろうが、

このチャンピオンの経験は大きい。

マシンデザイナーのエイドリアン・ニューウェイもRBRを離れる気はないようだし、

豊富な資金とトロ・ロッソのサポート体制も含め、この牙城は簡単には崩れない。

伝統あるフェラーリ、マクラーレンがどう対抗するか。

次のシーズンも見ものだ。

また今度来シーズンの展望を書こう。

ちなみに、ベッテルと僕は同い年だ。

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そして、Jリーグでは、名古屋グランパスが初リーグ制覇を成し遂げた。

Jリーグ開幕以来、応援し続けたグランパスの初優勝、感無量だ。

リネカーに憧れ、小倉隆史を目指し、ピクシーの引退に泣いた。

平野孝も好きだったし、伊藤裕二が好きでGKにもなりたかった。

小学生の時はグランパスのキャップをかぶっていたし、

グランパスの財布を使っていた。授業中はノートにグランパスくんを書いていた。

自分がサッカーを始め、中学生にあがるころには、

特定のチームばかりを追いかけるわけではなくなったが、

それでもグランパスを応援し続けていた。


そんなグランパスがピクシーの指揮の下、王者に輝いたことはやはり素晴らしい。

おめでとうございます。

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23歳のベッテルが世界最速の称号を手にし、

ピクシーのグランパスがJリーグの年間王者となった。


その一方で、ピクシーに憧れる、ベッテルとタメの23歳の僕は、

フットサル中に、鼻を骨折した。

いろいろな意味で、涙が止まらない。

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ロッテが日本一になった。

僕は野球はそれほど興味が無いので、

普段野球中継が延長したり、

主要3局なんかが全部野球中継だったりすると非常にイライラするんだけども、

まぁ日本シリーズやらクライマックスシリーズなんかは仕方ないと思ってる。

でも今年は延長が多すぎる…。

まーなんつーかロッテおめっとさんつーことで。

ちなみに、強いて、強きに強いて言うなら、中日ファンだ。

実家が中日新聞購読というだけで。


そんな訳で、野球中継のせいで予選が放送中止、

決勝も放送が遅れたF1ブラジルGPの感想を書く。



レースの中身はまたあとで箇条書きにするとして、

まず、チャンピオン争いなんだけども、普通に行けばアロンソだろう。

何といっても、チャンピオン経験者、しかも一度その王座から脱落してるというのは大きい。

そういう経験かつもともと走りも戦術もクレバーなアロンソ、

将来はともかく、現時点の総合的な実力では、ベッテルやハミルトンにはまったく負けていない。

まして、ウェバーに負けることがあろうか。いや、ない。(反語)


アロンソがベッテルやウェバーに劣る点は、マシン。

単純にレッドブルのマシンは、速い。

マシンデザインの奇才エイドリアン・ニューウェイの手がけたマシンは空力的にダントツだし、

サスペンションやら足まわりも一貫して安定している。

ただ、マシンという点でレッドブルが気になるのは、エンジン(ルノー製)。

韓国GPでベッテルのエンジンがブローしたように、何かとトラブルが多い。

(ルノーチームの方のエンジンにはトラブルが少ないのも面白い。)

まぁ年間に使用するエンジンが限られていて(=壊しすぎるとダメ、制限越えるとペナルティ)、

フェラーリのアロンソも残り一基しかないことを考えればエンジンに関してはイーブンか。


マクラーレンのハミルトンとバトンに関しては、マシンがデリケートすぎる。

ハマらないコースが多いし、バトンがやっぱり力不足かもしれない。

ちなみにマクラーレンチームはブラジルでの移動中に、

マシンガンをもった武装集団に襲撃された。

ただ、よくある話で、チームの車(ミニバン)も武装していたらしい。

怖いわ。


あと、チーム内でのドライバー関係が微妙だ。

現代F1はチームオーダーが禁止されているので、チームメイトであっても、

故意に順位を譲るのは原則禁止されている。

たとえば、現在ランキング2位のウェバーが、あと一つ順位を上げればチャンピオン!という時に、

もし前にベッテルがいたとしたら、当然チームは後ろのウェバーを前に行かせたい。

だからと言って、無線でベッテルに対して、

「セブ(セバスチャン・ベッテル)、ウェバーに順位譲っちゃいなよ。」

と、言ってはいけない。原則ね。

つまり、

「あーウェバーあと一個上がればチャンピオンやねんけどなー誰かさんが前いるからなー

 今のタイム的にもウェバーの方が速いねんけどなー」

ぐらいならセーフということ。

当然ドライバーたちもそこら辺は理解している。

こうなると、チームとしては、

戦闘力の高い二人が争いに残っているレッドブルが有利に見える。


が、レッドブル含め、最近の多くのチームは、

(名目上は)二人のドライバーに優先順位をつけていない。

だから、(名目上は)どちらかを勝たせたり、どちらかにいいマシンを与えることはない。

とは言うものの、レッドブルチームとしては、今ランキング2位のじじぃウェバーよりも、

ランキング3位の若いベッテルをむしろ優遇している節があるので、

レースの成り行きによっては面白くなってくる。いざこざ的な意味で。

ちなみに若造ベッテルは「マーク(・ウェバー)とは友達になれない」と言っている。

面白くなってきたぜ!


その点、アロンソの相棒マッサはすでにチャンピオン争いから脱落、

マクラーレンのバトンもほぼ脱落しているという意味では、

二人とも「レースの展開によってはチームメイトをサポートするかもね。」と言っている。

まぁ本来、これが普通なのかもしれないし、

レッドブルはウェバーに集中するべきだ。という意見も多い。

(かつてチームを独裁していた皇帝シューマッハはもちろんその意見。)

さてさて、どうなることやら。



小林可夢偉については、またしても(速さというより)強さを見せたと思う。

日本GPの走りやニュースでセンセーショナルなシーンが放映されると、

可夢偉はアグレッシブな走りでヤンチャしてる印象があるかもしれない。

ただ、レース終盤にあれほどのオーバーテイクができるというのは、

タイヤの使い方がとても上手いということ。

与えられる二種類のタイヤ(ソフト・ハード)の特性を理解し、

コースと自分の走りに合っている方をしっかり見極め、

必要以上に摩耗したり傷めたりしないようにレースを運ぶ。

そしてレース終盤、他のドライバーのタイヤがタレ始めたときに、

ここぞとばかりにスパートをかけてオーバーテイクする。

しかも、中嶋一貴とは違って、

その状況になればいい感じに燃えてイケイケで攻めていける。

多分、そういう自分の性格も理解してレース戦略を組んでいると思う。

さらに言えば、当然のことだけども、そういった自分の考えや戦略を、

チームのスタッフやエンジニアに(もちろん英語で)適切に伝えて練り直し、

時には半ば強引にでも納得させて自分にぴったりのレース環境を作り出す。

そういった能力を含め、

総合的に可夢偉は今までの日本人F1ドライバーの中でも特に秀でている。

佐藤琢磨は超えるかなぁ。


今のザウバーのマシンで入賞圏内(トップ10)に入るって、結構大変。

フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、この辺りは普通ならトップ10には入る。

2人×3チーム=これで6台。

メルセデスGPのシューマッハとニコ・ロズベルグのどちらかは入る。これで7台。

ルノーのクビサで8台。

つまり、実質、トップ10のうちの残り2枠を争っている感じだ。

しかも、チームの実力で言えばウィリアムズ(バリチェロ、ニコ・ヒュルケンベルク)や、

最近調子が良くてドライバーの質がいいフォース・インディア(スーティル、リウィッツィ)辺りは、

ザウバーよりも上だ。

その中でここ3戦連続でポイントを獲得しているのは、本当にすごい。

ランキング的にも、重鎮バリチェロ・天才スーティルのすぐ後ろにつき、

今現在12位。

たいしたもんでございます。



さて、あとはもう箇条書きにする。

・ニコ・ヒュルケンベルク、PPはすごい。が、レース中どこに消えた?

 あと日本では予選が放送されずかわいそう。さすが地味な方のニコ。

・トロ・ロッソの二人(ブエミとアルグエルスアリ)、青旗で進路譲るの遅くないか。

・ペトロフ、マシン壊しすぎ。

・メルセデスのシューマッハとニコ・ロズベルグは、かたいレース運びだった。

・マッサ、もうちょっと頑張れ。せめてアロンソのサポートができるくらいには。

・左近の代わりに走ったクリエンは結果のこせず。いいドライバーなのに。

 左近の代わりもなにも、元々のカルン・チャンドックはどこいった?

 と思ったらTwitterでまったく関係ないことを呟いている。

・ザウバーも強盗に遭っていた。

 カメラマンの荷物も当然のように無くなるらしいし、ブラジル怖すぎる。


ついでに、F1以外も。

・スーパーGT、ウィダーHSVが年間優勝。

 最後の小暮vs脇坂のバトルはほんとにすごい。クレイジー。そりゃデュバルも怒る。

・Fニッポン、JPオリベイラが年間優勝。今年は確かにダントツに速かったイメージ。

 日本人もっと頑張れ。

・WTCC日本ラウンド、谷口行規選手がインディペンデント部門優勝。すごい。

 ハコのレースはやっぱ面白い。つか谷口信輝選手とか谷口多くないか。

・MotoGP、ちょいと前だけどホルヘ・ロレンソが初戴冠。

 しかし二輪はスペイン人が多い。英語が下手だ。

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