ユメギワのラストボーイ
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10(土)、11(日)、F1日本GPに行ってきた。
レース内容は後で書くとして、大イベントとしての感想を書く。
とにかく、土曜の雨はひどかった。
(どうもその頃三重の南では記録的豪雨だったらしく、JRはもちろん近鉄も一部運休していた。)
午前中のサポートレース(いわゆる前座ね)の、
FCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)はなんとか開催されたが、
14:00~のF1予選のころには、どう考えてもレースできる状況ではなかった。
(この画像はFCJの前、まだ人も少なく、雨もマシ。)
14:00から何度も「とりあえず30分延期」という判断を繰り返し、
結局翌日に延期。
最終判断を下すFIA(サッカーのFIFAみたいな)やらは、
TVの放映の関係(=数億円のお金の関係)で、
「なるべく延期はしたくない」「でもどう考えても危険」ということで難しい判断だろうけど、
雨と鈴鹿の寒さに凍える観客たちは、「いやもう無理だろ…」感であふれ、
実況のピエール北川氏でさえ、「おそらく中止ですね…」と言うほどの雨だった。
ちなみに僕は、長靴・ウインドブレーカー・上下レインコート・ポンチョという、
おしゃれ秋冬コーディネートだったが、
それでも雨が少し浸透してしまい、かなり寒かった。
鈴鹿でレース見なれており、その天気と寒さをわかって対策をしていた僕でさえ、あの辛さだった、
ということは、鈴鹿ビギナーたちはさぞかし辛かっただろうに。
おしゃれして高いヒールを履いてる女の子は、般若の形相だった。
サーキットに女の子を連れていくのはやめとこう。
ちなみに、鈴鹿サーキットは全長約5.8キロ。
その周りにある観客席に歩いて行くんだから、それなりの距離を歩くわけで、
しかもサーキットは概して駅から遠いので、鈴鹿の場合は最寄りの駅から20分は歩く。
(左:サーキット内はこんな所も。これでも昔にくらべるとマシ。)
(右:基本的には屋台が並んでお祭りムード。行列がすごい。)
さらに付け加えると、晴れれば屋根のない観客席は猛暑、
曇れば鈴鹿山脈からの風で寒いし、天気は変わりやすい。(コースの西と東で天気が違う。)
そういう訳で、ヒールはやめたほうがいいよ、お嬢さん。
個人的には、フェスに行くくらいのアウトドアっぷり+防寒着ってイメージ。
ただ、そんな大雨と寒さの中、2時間近くただ座っていた観客だけれども、
だれも途中で帰ろうとせず、延期の発表まで見守っていた。
チームの首脳陣やドライバーたちが、日本のファンは熱狂的かつマナーがいいと言う理由がわかる。
---------------------------------------------------------------
さて、打って変って、2日目、予選&決勝同日開催という珍しい一日。
晴れた。
観客の祈りが通じたか、チームの祈りか、
報道関係の祈りか、運営スタッフの祈りか、
バーニー・エクレストンの執念か。
レースの内容は書きだしたらキリがないので、箇条書きにする。
・レッドブル速すぎ、マシン決まりすぎ。
・ロベルト・クビサのリタイアで結果が見えた。
・前日、大雨の中、観客のためを思ってかマシンを走らせていたトロロッソは残念だった。
・鈴鹿を楽しみにしていたルーキーのディ・グラッシ、ペトロフ、ヒュルケンベルクのリタイアはかわいそう。
・左近が頑張っていて感動した。ただHRTのマシンの酷さに絶望した。
・鈴鹿歴が長いはずのスーティルに少しがっかり。そろそろ移籍しろ。
・ミハエルはやっぱ速い。そして日本人ファンに人気がある。
小林可夢偉の走りには、正直、感動した。
ハコのレースやほかのカテゴリならともかく、F1でヘアピンであれほどのオーバーテイク、
神がかってったと思う。
技術的なことももちろんだけど、その勢いが凄い。
ペナルティかと思うくらいぶつけて抜かれたアルグエルスアリでさえ、
「小林の方が速かったし…」と文句を言わないほど。
チーム首脳陣はもちろん、早々にリタイアしたルノーのクビサも、
「可夢偉は素晴らしかった。彼のおかげで(リタイアしてビデオ観戦でも)退屈しなかった。」
と褒めている。
ただ、こんな時に限ってチームオーナーのペーター・サウバーはメキシコに。
(来年、可夢偉のチームメイトのペレスのスポンサー関係のお仕事。要はお金の関係。)
もっといいマシンに乗ってほしいと思いつつ、来年はメキシコマネーでもうちょいマシになるか。
周囲は”赤い”可夢偉を望んでいるし、本人もそうだと思うけど、それは・・・。
----------------------------------------------------------
とにかく、レース内容も含めて、さすが鈴鹿、という感じだった。
ドライバーたちにも愛されている。
ベッテルがヘルメットを日の丸の特別デザインにしている所からもわかる。
それに、実際に観戦すると、
サーキット運営のオーガナイズ能力、マーシャルやスタッフの教育、
観客の質、周辺企業・地域住民の協力、
そういう側面でも、間違いなく日本で最も優れたサーキットだと思う。
F1に限らず、鈴鹿にレースを見に行く時は、数少ない三重県民でよかったと思う瞬間。
やっぱ、鈴鹿だよ鈴鹿。
レース内容は後で書くとして、大イベントとしての感想を書く。
とにかく、土曜の雨はひどかった。
(どうもその頃三重の南では記録的豪雨だったらしく、JRはもちろん近鉄も一部運休していた。)
午前中のサポートレース(いわゆる前座ね)の、
FCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)はなんとか開催されたが、
14:00~のF1予選のころには、どう考えてもレースできる状況ではなかった。
(この画像はFCJの前、まだ人も少なく、雨もマシ。)
14:00から何度も「とりあえず30分延期」という判断を繰り返し、
結局翌日に延期。
最終判断を下すFIA(サッカーのFIFAみたいな)やらは、
TVの放映の関係(=数億円のお金の関係)で、
「なるべく延期はしたくない」「でもどう考えても危険」ということで難しい判断だろうけど、
雨と鈴鹿の寒さに凍える観客たちは、「いやもう無理だろ…」感であふれ、
実況のピエール北川氏でさえ、「おそらく中止ですね…」と言うほどの雨だった。
ちなみに僕は、長靴・ウインドブレーカー・上下レインコート・ポンチョという、
おしゃれ秋冬コーディネートだったが、
それでも雨が少し浸透してしまい、かなり寒かった。
鈴鹿でレース見なれており、その天気と寒さをわかって対策をしていた僕でさえ、あの辛さだった、
ということは、鈴鹿ビギナーたちはさぞかし辛かっただろうに。
おしゃれして高いヒールを履いてる女の子は、般若の形相だった。
サーキットに女の子を連れていくのはやめとこう。
ちなみに、鈴鹿サーキットは全長約5.8キロ。
その周りにある観客席に歩いて行くんだから、それなりの距離を歩くわけで、
しかもサーキットは概して駅から遠いので、鈴鹿の場合は最寄りの駅から20分は歩く。
(左:サーキット内はこんな所も。これでも昔にくらべるとマシ。)
(右:基本的には屋台が並んでお祭りムード。行列がすごい。)
さらに付け加えると、晴れれば屋根のない観客席は猛暑、
曇れば鈴鹿山脈からの風で寒いし、天気は変わりやすい。(コースの西と東で天気が違う。)
そういう訳で、ヒールはやめたほうがいいよ、お嬢さん。
個人的には、フェスに行くくらいのアウトドアっぷり+防寒着ってイメージ。
ただ、そんな大雨と寒さの中、2時間近くただ座っていた観客だけれども、
だれも途中で帰ろうとせず、延期の発表まで見守っていた。
チームの首脳陣やドライバーたちが、日本のファンは熱狂的かつマナーがいいと言う理由がわかる。
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さて、打って変って、2日目、予選&決勝同日開催という珍しい一日。
晴れた。
観客の祈りが通じたか、チームの祈りか、
報道関係の祈りか、運営スタッフの祈りか、
バーニー・エクレストンの執念か。
レースの内容は書きだしたらキリがないので、箇条書きにする。
・レッドブル速すぎ、マシン決まりすぎ。
・ロベルト・クビサのリタイアで結果が見えた。
・前日、大雨の中、観客のためを思ってかマシンを走らせていたトロロッソは残念だった。
・鈴鹿を楽しみにしていたルーキーのディ・グラッシ、ペトロフ、ヒュルケンベルクのリタイアはかわいそう。
・左近が頑張っていて感動した。ただHRTのマシンの酷さに絶望した。
・鈴鹿歴が長いはずのスーティルに少しがっかり。そろそろ移籍しろ。
・ミハエルはやっぱ速い。そして日本人ファンに人気がある。
小林可夢偉の走りには、正直、感動した。
ハコのレースやほかのカテゴリならともかく、F1でヘアピンであれほどのオーバーテイク、
神がかってったと思う。
技術的なことももちろんだけど、その勢いが凄い。
ペナルティかと思うくらいぶつけて抜かれたアルグエルスアリでさえ、
「小林の方が速かったし…」と文句を言わないほど。
チーム首脳陣はもちろん、早々にリタイアしたルノーのクビサも、
「可夢偉は素晴らしかった。彼のおかげで(リタイアしてビデオ観戦でも)退屈しなかった。」
と褒めている。
ただ、こんな時に限ってチームオーナーのペーター・サウバーはメキシコに。
(来年、可夢偉のチームメイトのペレスのスポンサー関係のお仕事。要はお金の関係。)
もっといいマシンに乗ってほしいと思いつつ、来年はメキシコマネーでもうちょいマシになるか。
周囲は”赤い”可夢偉を望んでいるし、本人もそうだと思うけど、それは・・・。
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とにかく、レース内容も含めて、さすが鈴鹿、という感じだった。
ドライバーたちにも愛されている。
ベッテルがヘルメットを日の丸の特別デザインにしている所からもわかる。
それに、実際に観戦すると、
サーキット運営のオーガナイズ能力、マーシャルやスタッフの教育、
観客の質、周辺企業・地域住民の協力、
そういう側面でも、間違いなく日本で最も優れたサーキットだと思う。
F1に限らず、鈴鹿にレースを見に行く時は、数少ない三重県民でよかったと思う瞬間。
やっぱ、鈴鹿だよ鈴鹿。
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