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抜歯した。
上下左右の奥歯に銀のカバーをつけ終え、次のステップということで、
先週の金曜日、まずは左上の歯(犬歯の一つ奥)を抜いた。
僕は幸運にも今まで抜歯の経験がなく、
「抜く時はともかく、抜いてからが鬼痛い」と、家族にさんざん脅されたために、
処置前、歯科女子のお姉さんに、
「い…痛いんですか…?」とか鬼へタレな事を聞いてしまった。
21なのに。
「一応痛み止めは出しますけど、そんなに痛くないですよー」と励まされた。
下手したら同じくらいの歳なのに。
で、その言葉に安心し、すでに鬼痛い麻酔の注射をガマンし、
「おーN君、もう少しやでなー」と必死で僕の歯をグラグラさせる先生に身を任せていたが、
中々終わらない。
30分 経ち、45分 経ち、1時間 経った時点で、
「N君、もう少しなんやけどなー」に変わり、
1時間15分、1時間30分経った時点で、
「N君、これは久々に先生もキツイわー」
1時間45分、2時間経った時点で、
「N君、先生握力なくなってきたよー」に変わり、
2時間15分、2時間30分経った時、
ずっと世紀末リーダー伝たけしの歯医者の回を思い浮かべていた僕の心が、折れた。
その瞬間、歯が、折れた。
多分、先生の心も、折れた。
最終的に、3時間かけてその日の処置が終わり、翌日歯の根っこを除去して無事終了した。
ただ、とにかく、痛い。
いわれていたとおり、処置後が鬼痛い。
金曜・土曜・日曜・月曜・火曜と、5日経過したが、まだ痛い。
痛み止めが手放せない。
食えない、寝れない。
3キロ痩せた。
僕に世界を滅ぼす力があったなら、この世界は週末で滅びていたかもしれない。
手元にMDMAがあったら使用していたかもしれない。
そして何より恐ろしいのが、
抜くべき歯が、あと3本残っていること。
あぁ、もういっそ世界が滅びればいいのに。
僕の歯のために。
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