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ユメギワのラストボーイ
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ロッテが日本一になった。

僕は野球はそれほど興味が無いので、

普段野球中継が延長したり、

主要3局なんかが全部野球中継だったりすると非常にイライラするんだけども、

まぁ日本シリーズやらクライマックスシリーズなんかは仕方ないと思ってる。

でも今年は延長が多すぎる…。

まーなんつーかロッテおめっとさんつーことで。

ちなみに、強いて、強きに強いて言うなら、中日ファンだ。

実家が中日新聞購読というだけで。


そんな訳で、野球中継のせいで予選が放送中止、

決勝も放送が遅れたF1ブラジルGPの感想を書く。



レースの中身はまたあとで箇条書きにするとして、

まず、チャンピオン争いなんだけども、普通に行けばアロンソだろう。

何といっても、チャンピオン経験者、しかも一度その王座から脱落してるというのは大きい。

そういう経験かつもともと走りも戦術もクレバーなアロンソ、

将来はともかく、現時点の総合的な実力では、ベッテルやハミルトンにはまったく負けていない。

まして、ウェバーに負けることがあろうか。いや、ない。(反語)


アロンソがベッテルやウェバーに劣る点は、マシン。

単純にレッドブルのマシンは、速い。

マシンデザインの奇才エイドリアン・ニューウェイの手がけたマシンは空力的にダントツだし、

サスペンションやら足まわりも一貫して安定している。

ただ、マシンという点でレッドブルが気になるのは、エンジン(ルノー製)。

韓国GPでベッテルのエンジンがブローしたように、何かとトラブルが多い。

(ルノーチームの方のエンジンにはトラブルが少ないのも面白い。)

まぁ年間に使用するエンジンが限られていて(=壊しすぎるとダメ、制限越えるとペナルティ)、

フェラーリのアロンソも残り一基しかないことを考えればエンジンに関してはイーブンか。


マクラーレンのハミルトンとバトンに関しては、マシンがデリケートすぎる。

ハマらないコースが多いし、バトンがやっぱり力不足かもしれない。

ちなみにマクラーレンチームはブラジルでの移動中に、

マシンガンをもった武装集団に襲撃された。

ただ、よくある話で、チームの車(ミニバン)も武装していたらしい。

怖いわ。


あと、チーム内でのドライバー関係が微妙だ。

現代F1はチームオーダーが禁止されているので、チームメイトであっても、

故意に順位を譲るのは原則禁止されている。

たとえば、現在ランキング2位のウェバーが、あと一つ順位を上げればチャンピオン!という時に、

もし前にベッテルがいたとしたら、当然チームは後ろのウェバーを前に行かせたい。

だからと言って、無線でベッテルに対して、

「セブ(セバスチャン・ベッテル)、ウェバーに順位譲っちゃいなよ。」

と、言ってはいけない。原則ね。

つまり、

「あーウェバーあと一個上がればチャンピオンやねんけどなー誰かさんが前いるからなー

 今のタイム的にもウェバーの方が速いねんけどなー」

ぐらいならセーフということ。

当然ドライバーたちもそこら辺は理解している。

こうなると、チームとしては、

戦闘力の高い二人が争いに残っているレッドブルが有利に見える。


が、レッドブル含め、最近の多くのチームは、

(名目上は)二人のドライバーに優先順位をつけていない。

だから、(名目上は)どちらかを勝たせたり、どちらかにいいマシンを与えることはない。

とは言うものの、レッドブルチームとしては、今ランキング2位のじじぃウェバーよりも、

ランキング3位の若いベッテルをむしろ優遇している節があるので、

レースの成り行きによっては面白くなってくる。いざこざ的な意味で。

ちなみに若造ベッテルは「マーク(・ウェバー)とは友達になれない」と言っている。

面白くなってきたぜ!


その点、アロンソの相棒マッサはすでにチャンピオン争いから脱落、

マクラーレンのバトンもほぼ脱落しているという意味では、

二人とも「レースの展開によってはチームメイトをサポートするかもね。」と言っている。

まぁ本来、これが普通なのかもしれないし、

レッドブルはウェバーに集中するべきだ。という意見も多い。

(かつてチームを独裁していた皇帝シューマッハはもちろんその意見。)

さてさて、どうなることやら。



小林可夢偉については、またしても(速さというより)強さを見せたと思う。

日本GPの走りやニュースでセンセーショナルなシーンが放映されると、

可夢偉はアグレッシブな走りでヤンチャしてる印象があるかもしれない。

ただ、レース終盤にあれほどのオーバーテイクができるというのは、

タイヤの使い方がとても上手いということ。

与えられる二種類のタイヤ(ソフト・ハード)の特性を理解し、

コースと自分の走りに合っている方をしっかり見極め、

必要以上に摩耗したり傷めたりしないようにレースを運ぶ。

そしてレース終盤、他のドライバーのタイヤがタレ始めたときに、

ここぞとばかりにスパートをかけてオーバーテイクする。

しかも、中嶋一貴とは違って、

その状況になればいい感じに燃えてイケイケで攻めていける。

多分、そういう自分の性格も理解してレース戦略を組んでいると思う。

さらに言えば、当然のことだけども、そういった自分の考えや戦略を、

チームのスタッフやエンジニアに(もちろん英語で)適切に伝えて練り直し、

時には半ば強引にでも納得させて自分にぴったりのレース環境を作り出す。

そういった能力を含め、

総合的に可夢偉は今までの日本人F1ドライバーの中でも特に秀でている。

佐藤琢磨は超えるかなぁ。


今のザウバーのマシンで入賞圏内(トップ10)に入るって、結構大変。

フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、この辺りは普通ならトップ10には入る。

2人×3チーム=これで6台。

メルセデスGPのシューマッハとニコ・ロズベルグのどちらかは入る。これで7台。

ルノーのクビサで8台。

つまり、実質、トップ10のうちの残り2枠を争っている感じだ。

しかも、チームの実力で言えばウィリアムズ(バリチェロ、ニコ・ヒュルケンベルク)や、

最近調子が良くてドライバーの質がいいフォース・インディア(スーティル、リウィッツィ)辺りは、

ザウバーよりも上だ。

その中でここ3戦連続でポイントを獲得しているのは、本当にすごい。

ランキング的にも、重鎮バリチェロ・天才スーティルのすぐ後ろにつき、

今現在12位。

たいしたもんでございます。



さて、あとはもう箇条書きにする。

・ニコ・ヒュルケンベルク、PPはすごい。が、レース中どこに消えた?

 あと日本では予選が放送されずかわいそう。さすが地味な方のニコ。

・トロ・ロッソの二人(ブエミとアルグエルスアリ)、青旗で進路譲るの遅くないか。

・ペトロフ、マシン壊しすぎ。

・メルセデスのシューマッハとニコ・ロズベルグは、かたいレース運びだった。

・マッサ、もうちょっと頑張れ。せめてアロンソのサポートができるくらいには。

・左近の代わりに走ったクリエンは結果のこせず。いいドライバーなのに。

 左近の代わりもなにも、元々のカルン・チャンドックはどこいった?

 と思ったらTwitterでまったく関係ないことを呟いている。

・ザウバーも強盗に遭っていた。

 カメラマンの荷物も当然のように無くなるらしいし、ブラジル怖すぎる。


ついでに、F1以外も。

・スーパーGT、ウィダーHSVが年間優勝。

 最後の小暮vs脇坂のバトルはほんとにすごい。クレイジー。そりゃデュバルも怒る。

・Fニッポン、JPオリベイラが年間優勝。今年は確かにダントツに速かったイメージ。

 日本人もっと頑張れ。

・WTCC日本ラウンド、谷口行規選手がインディペンデント部門優勝。すごい。

 ハコのレースはやっぱ面白い。つか谷口信輝選手とか谷口多くないか。

・MotoGP、ちょいと前だけどホルヘ・ロレンソが初戴冠。

 しかし二輪はスペイン人が多い。英語が下手だ。

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